3月15日(金)防災ママ~ともこんが行く【本所防災館・水害体験】
毎月第3金曜日は「防災ママ〜ともこんが行く」です!
葛飾区で子育て中のママレポーター山岸朋子が防災に関する色んな情報をお伝えします!
今回は2月に引き続き、本所防災館にお邪魔しました!
これから暖かくなっていくにつれて、雨との付き合いが増える季節になります。
近年は温暖化の影響で台風が大型化したり、ゲリラ豪雨による短時間の大雨が多くなってきました。
今回は水害の恐ろしさを勉強してきました。
まず最初は暴風雨体験をしました。
最大風速30メートル、雨量50ミリの暴風雨を体験できます。
体験している時間は数分間という短い時間でしたが、風と雨を受けるだけでかなり体力を奪われました。
また手すりにしっかり捕まり、顔をあげない状態で体験を行いますが、実際この体制から全く動けませんでした。
体験中にどの程度体が動かせるか試してみましたが、風の強さで前に足を前に出すことも難しく、
手すりに捕まっていないと飛ばされてしまいそうでした。
雨量も風の強さを相まって、体に叩きつけてきます。
かなり頑丈なレインコートを着ていましたが、それでも打ち付けてくる雨の強さを感じました。
また顔を少し上げてみましたが、雨の勢いで目を開けていられませんでした。
これが本当に外出先であった場合、暴風雨の中歩いて非難するのも大変です。
また強風の影響で看板など危険なものが飛ばされてくる可能性もあります。
暴風雨に外で遭遇しない為に前もって最新の天気予報を知り、不要な外出を控えましょう。
そして次に体験したのが都市型水害です。
地下で浸水にあったとき、扉がいかに開かなくなるのか体験できます。
また都内にはアンダーパスと言われる道が多くあります。
アンダーパスで車が立往生してしまった場合の扉を開ける体験も合わせて行いました。
それぞれ水が10cm・20cm・30cmと浸水した場合の扉の重さを体験できます。
いずれも目視した限りでは水はそこまでたまっていないように感じましたが、
実際扉を開けようとすると30cmの浸水では地下扉も車の扉も全く歯が立ちませんでした。
特に車は車内が狭いので力が入れにくいこともあり、一人での脱出は難しいと感じました。
そして最後に来たのが「川の手地域コーナー」です。
ここでは荒川の氾濫の歴史とともに、この現代で大規模水害が発生した場合のシミュレーションを見ることが出来ます。
都内で川が氾濫すると地下鉄を通じてあっという間に浸水エリアが広がっていくことがわかりました。
そういった大型水害の怖さを学ぶとともに、大雨が降ったときに自宅でできる対策など展示もあります。
イラストでの展示だったり、実際戸建ての玄関前を再現しての展示もあります!
自分の住んでいる地域・建物によって準備しておくもの・対策することは変わってきます。
皆さんも一度水害に対する備えを見直してみてくださいね。
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